ホームページのアクセスが上がらないんですが・・・
最近、飲食店さんから、こんな相談が多い。
「上野さん・・・数ヶ月前にHPを作ったんですが、アクセスが伸びないんです・・・」
実を言うと、昨日の午後にほぼ同じ相談が「3件」も。
ヒアリングしていくと、
大手のHP制作業者のバリバリの営業マンが訪問し、
マニュアル化された素晴らしいクロージングテクニックを使って、
商談を決めていく・・・そして、綺麗なデザインのページが出来上がり、
オーナーさん、店長さんは喜ぶ。
「これで、お客さんがジャンジャン来てくれる。」
今の私にしてみれば、幼稚で安易な考え方だ。
どんな状態かというと、
リアルのお店で例えてみればこんな風になるだろう・・・
●右も左も判らない遠いエリアで、新規出店するようなモンだと考える。
どんな人たちが住んでいて、どんな産業が強くて、どんな風習があって、
どんなお店が人気があって、どんな食べ物を食べていて、どこに人が集まっていて。
書き出すときりがないが、なんにも知らないマーケットで勝負するのは良くない。
「だって、製作会社に任せているから・・・」
こんな言葉をオーナーさんからよく耳にするが、
新規のお店を立ち上げるにあたって、業績が良くない場合、
「運営は○○さんに任せているから」なんて、言う人がいるだろうか。
そんなお馬鹿なオーナーさんはイナイだろう。
少なくとも、充分に信頼できる人間関係の人に託しているハズだ。
「HPを作ったんですが、アクセスが伸びないんです・・・」
と言うことは、人通りがない場所にお店を出しているのと同じで、
インターネットでも、人通りがないところにHPがあるという事だ。
それ以外の何物でもない。
「HPを作ったんですが、アクセスが伸びないんです・・・」
を解消するには、人通りの多いところからアクセスを引っ張ってくるか、
自らの手で、見てもらうような仕組みを作るかになる。
ただ、アクセスが伸びただけで何が得られるのだろう・・・。
問題はここからである。
アクセスが増えても、アクセスされた見込み客の「欲求」をくすぐったり、
「あっそうそう、コレが欲しかったのよ」なんて思ってもらえないと意味がない。
単に、メニューの羅列、オーナーの独りよがりなこだわりがあっても仕方ない。
アクセスしてもらったお客さんに何を訴えるかが問題である。
ユニークのアクセスが、10,000(人)あっても、
実際に店に来てくれる確立(転換率)が、0.01%なら、
たった一人しか来てくれないことになってしまう。
どんなお客様に対し、どんな印象を持ってもらい、
どんなことを期待してご来店いただくのか? そしてどんなにお喜び頂くのか?
このイメージがシッカリできていて初めてHPの存在意義がある。
飲食店の場合、高い費用がかかるなら
「HPからのアクセス」を捨てるのもひとつの手である。
もっと上手くやれる方法はいくらでもあるし、私は知っている。
HPを持っておくのがステイタスの場合は別ではあるが・・・。
何事もある程度の勉強を積んでから、そのマーケットに進出すべきである。




地元和歌山をこよなく愛す有田みかんの伝道師、インターネットでみかんを日本一売る男。